南アフリカの北ケープ州で生後6週の赤ちゃんがレイプされるという事件が起きた。驚くべきことに逮捕された男は赤ん坊の叔父に当たる人物であることがわかった。

レイプ事件が日常茶飯事と言われる南アフリカでも、今回の事件は市民に大きな衝撃を与えている。

親族の証言によると事件が起こったのは11月26日午後11時半頃、赤ん坊を寝かせ終えた母親（22）はラウンジで祖母とテレビを見ていた。

しばらくすると赤ん坊の泣き声が聞こえたので寝室へ様子を見に行くと、その姿はなくカーテンが開いていた。

母親は赤ん坊が誘拐されたと思い、親戚の家へ助けを求めに行った。

一方祖母は、泣き声が家の裏にある祖母の息子、つまり赤ん坊の叔父にあたる男が住んでいる小屋から聞こえてくるので行ってみた。

すると、息子はズボンのチャックをあげながら祖母を押しのけて逃走。不審に思いながら小屋に入ると、裸で下半身から出血しながら泣いている赤ん坊を発見した。

赤ん坊はすぐに病院へ搬送され、近所の住民たちは男を捜索、男は自宅付近ですぐに見つかり取り押さえられた。

住民たちは怒りのあまり男を殺害しようとしたが、祖母に懇願され男を警察へとつきだした。祖母によると男は精神的に不安定だという。

赤ん坊は病院にて治療を受け、状態は安定しているとのこと。

毎日のようにレイプ事件が発生しているこの国でも、さすがに生後6週目の赤ちゃんが被害者とあって、リア・ピエガ国家警察庁長官は「同じ母親という立場から、非常に衝撃的で深い悲しみを持つ事件である」と述べている。

http://japan.techinsight.jp/2013/12/southafrica201311301945.html