「強姦やってないから逃げてる」と妻に電話

横浜地検川崎支部から、集団強姦などの疑いで逮捕されていた２０歳の男が逃走し、まる２日近くたった９日に逮捕された事件で、
杉本裕太容疑者は、逮捕直後のパトカーのなかで、「自分が逃げたことで関係のない人が取り調べを受けて申し訳なく思っている」
と話したという。この事件は７日、集団強姦などの疑いで逮捕されていた杉本裕太容疑者が、横浜地検川崎支部で弁護士との接見中に逃走し、
逃走からまる２日近くたった９日午後１時ごろ、横浜市泉区で逮捕されたもの。
その後の警察への取材で、杉本容疑者は、逃走したことで知人に迷惑がかかったことへの反省を口にしたほか、神奈川・横須賀市
から地元の神奈川・川崎市多摩区に行かなかったことについては、「多摩区のほうに行かなかったのは警察官がいっぱいいるから」
などと話したという。

捜査関係者によると６日に強盗や集団強姦などの疑いで別の男とともに逮捕されたとき、杉本容疑者は「強盗はやったが、強姦は
していない」と容疑を一部否認していた。ある捜査幹部は、否認している部分に納得がいかず、逃げた可能性があると指摘している。
また、捜査関係者によると逃走中に妻に電話で、「強姦はやってないから逃げている」と話していたこともわかった。
杉本容疑者は、別の傷害事件で家宅捜索を受けている際にも、
「トイレに行きたい」と言って自宅の２階の窓から逃走したことがあるという。
警察は、杉本容疑者に対する巡回を増やしたり、施設内の移動の際には付き添いを増やしたりするなどしているという。

http://www.news24.jp/articles/2014/01/10/07243628.html