体罰・わいせつ行為…懲戒免職の教職員が過去最多

　昨年度、全国の公立学校で体罰やわいせつ行為によって懲戒免職となった教職員の数が200人を超え、
過去最多になったことが文部科学省の調査で分かりました。

　文科省の調査によりますと、昨年度、懲戒免職になった全国の公立学校の教職員は206人でした。調査を始めた1961年以来、最も多いということです。
懲戒免職の理由では、児童や生徒などにわいせつ行為をしたとして処分された教職員が119人で最多でした。また、体罰が理由で処分された教職員は
合わせて2253人に上り、前年度と比べて約5.6倍となりました。体罰での処分者数が増えたことについて、文科省は「体罰の実態調査を行った結果、
人数が大幅に増えた。真摯に反省して、体罰は決して許されないと指導の徹底を図りたい」としています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000018094.html